2018年11月29日木曜日

【双極性障害】休憩の取り方が分からない。【公立幼稚園教諭】

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休憩。

私の勤務している幼稚園では
7時間45分の勤務時間で
45分の休憩時間が与えられている。

なんとなくのイメージで申し訳ないのだが
民間企業に勤めている人は
12時から13時くらいまでの1時間
昼食をとるための昼休憩でしょうか。

私の勤めている幼稚園では園児が弁当を持参する。
そして、昼に弁当を食べさせるのも大切な仕事だ。

今は残すなとか時間内に食べ終われという指導はしていない。
それぞれの好みに合わせ、できる限り園児のペースに合わせる。

その分、教員はつきっきりの時間が長くなる。

実際に長くなろうが長くなかろうが、
こんな感じで昼に休憩時間はない。

それでは幼稚園教諭の休憩がどこかというと、
園児が帰ってからまとめて45分間とることになる。

私の園では15時30分から16時15分。
そして、16時15分から16時45分まで勤務して
定時の勤務時間は終わる。

お話を聞く限りでは、学校の先生方もそうらしい。

で、いつも思うのだが、この休憩時間って何だろう。

公の機関でありながら、
こんなとってつけたような
偏った休憩っておかしいなと思う。

いや、実際には夕方の休憩なんかまともに取れないし、
この時間を使ってお茶のみに外出する先生なんかいるわけがない。
どうせなら休憩を16時00分から16時45分とかにしてくれたら
早く帰りたいときは帰れるんだろうけど、
それを阻止するような中途半端な設定時間。
(調べてみたら、休憩時間は勤務時間の最後につけてはいけないとされているようだ)



脱線しました。

私、休憩をとるのが苦手なんです。

仕事中の休憩ってどうやってとるのでしょう。

働いているときに時々雑談に花が咲きますが
その時に同時に罪悪感に襲われます。

世の中のニュースにはたばこを吸いに行って処分されたり、
弁当を早めに買って処分されたり。。。

悪いことなんでしょうけど、
どこからが休憩でどこからが息抜きなのか。

私には分からないのです。

先輩の先生方はガンガンお茶を飲み
大きな声で楽しいお話をしています。

私はその声も気になるので
調子が良い時でも、自分の受け持つクラスで事務作業はします。

そんな時に、あくびして居眠りでもしていたら
サボり魔と思われるのも怖くて、とにかく勤務中は休みません。

変な私だと思います。

でも、人は私のことをこう言います。
「真面目で熱心だね。」

でも、違うんです。
上手な休憩の仕方が分からない。
ただそれだけなのです。

これも、私が欠陥人間である一つの特徴です。

2018年11月26日月曜日

【双極性障害】過敏な私が職場復帰訓練でお願いをしたいこと【公立幼稚園教諭】

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私って変でしょうか。

自分で自分のことが分からなくなってきました。


心理士さんに
「リーマス飲んでるんだっけ?本当に双極性感情障害の診断出てるの?」

園長から
「私の方針が嫌な人は出ていくと思うけど。〇〇さん(私のこと)は戦力と考えているから。」

副園長から
「復帰訓練でも自分で考えて動くことは大切だから、どんどん働いて。」


そして、突然行われる私のための打ち合わせ。
これから、より復職に近いかたちで
訓練を進めるためにどのようにしていくか
計画を練る打ち合わせだったようだが・・・

主任の先生方は何も知らされず、突然集められる。

私には当然話もなく突然部屋に通される。

そして、副園長が突然、
「これからの復帰訓練どうしようか?」
だって。

事前に考えをまとめておくよう言われるでもなく、
考えを事前に聞かれることもなかったもんだから

みんな、まず何でここに集められたかチンプンカンプン。

忙しいのに意味の分からない打ち合わせで集められて
いらだちを隠せない職員の皆様。

私がまるでこの打ち合わせを開けといったような状態になっているけど、
私は何も知らないんですと本当は言いたかった。
絶対勘違いされて、あいつのせいとか思われているんだろうな。


どれも、決して私を傷つけようとか
困らせようと思って行われたことではないと思っています。

むしろ私を励まそうとしたり、
みんなで考えてくれようとしたり、
本来は感謝しなければならないようなこと。

でも、ホンのちょっとした言葉の使い方や計画性のない行動に
私の心がついていけなくて、頭の中でどういう事だと反芻を始める。

きっと今の自分は立場があやふやでよりどころのない復帰訓練者だから。

だから、他人の発言や見通しのない行動にイライラが募るのです。


今、管理職の皆様、これから管理職になる皆様、
そして精神疾患の患者に携わる皆様、
こんな過敏な精神疾患患者がいることを
頭の片隅に置いておいてください。

社会の役に立てるよう懸命に頑張りますので
職場復帰訓練者にはどうか慎重に言葉をぶつけてください。

分かってます。
余計な仕事を増やしていることは。

迷惑をかけている自覚はあります。

でも、職場復帰訓練を進めるうえで
もう少しだけ本人の気持ちを確かめてください。

迷惑をかけている自覚があるからこそ、
本音を伝えるなんてとてもできません。

どうか、よろしくお願いします。

2018年11月23日金曜日

職場復帰訓練(リワークプログラム)を受けて見えてきたもの。誰もやる気ないんだ・・・

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私は双極性障害と診断されている公立の幼稚園教諭。
現在休職中で、復職のために職場復帰訓練を受けている。

最近、気づいたがこのブログに愚痴が広がっている。

私が書いているのだけど、
気分悪くされている方ごめんなさい。

ただ、ここでしか吐き出せないので書き続けます。


職場復帰訓練も第1~3まである段階の1段階目が終了した。

節目にこの職場復帰訓練を管理監督、サポートしてくれる
リワークプラザの方が面談にやってきた。

今日は管理職と私とリワークプラザの方とで話をした。

そこで気づいたこと。

やる気ない。

話は一生懸命話してくれるが、踏み込まない。

本日来てくれた方は退職された校長と年配の心理士。

人はいい。
経験もある。

だから、私の話も気持ちよく返してくれるし
管理職や私のことを褒め上げる。

でも、それで私は何が得られるのか。

分からない。

管理職のいる場でなんか本音で話ができないから
5分でもリワークプラザの方と話がしたいとお願いした。

見事の却下。
そういう話がしたいなら、カウンセリング室があるからどう?

いや、カウンセリングにこの世で一番嫌悪感を抱いている私に
今ここで、このタイミングで言いますか!

もう一度言いますが、人はいいです。
言ってることもあながち間違っていません。

でも、正しいことを言って、この時間が平和に過ぎればよい。
そういう雰囲気が、リワークプラザの方にも管理職にも感じた。

そりゃそうだよ。
使えないポンコツのために本気で向き合うなんて無駄。
私もそう思ってしまうかもしれない。

でもさ、せめてそれを訓練者に気づかせない
そういう心使いがあってもいいのではないでしょうか。

職場復帰訓練が2期目に入り、
いよいよ子どもたちともコミュニケーションをとっていきます。

時間も伸び、お昼をまたぎ、最終的にはフルタイム。



私、分かってきたんです。
職場復帰訓練って管理職がいてもリワークプラザの方がいても役に立たない。
役に立たないというか、意味がない。
だって、そこに一生懸命やる意味ないもんね。

だから、やっぱり最後は私。
計画はあるのだから、自分自身の足でしっかり立って、
健康に気を付けて、毎日課題と向き合っていく。
ある意味無心で。

誰かに頼ってクリアしようなんて甘いんだ。

やっとわかった職場復帰訓練の本質が。

仕事は結局一人なんだ。
自分でどうするかを考える場なんだよ、やっぱり。

この認識で間違っていても引き返せない。
死んだってしょうがない。
死んだってしょうがない。
死んだってしょうがない。

死ぬ気で乗り切ろうと決意した。

2018年11月20日火曜日

カウンセラーも所詮職業。カウンセラーにすら本音を話せない私。

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双極性障害を患ってから
頻繁に接することの増えたカウンセラー。

心理士の先生方が私の話を聞いてくれる。

いろいろなサイトでカウンセラーや心理学について
どういった方であり、どういうお仕事なのかは紹介されている。

なので、そのあたりの紹介は特にしない。

今回、書き残しておきたいのが
カウンセラーと実際に接する人間の心の変化。

醜さ。
汚さ。
腹黒さ。

カウンセラーの方じゃない。
私だ・・・


カウンセリングを初めて意識的に受けたのは
電車でパニック発作を起こし
パニック障害と診断されてから。

周りの方から、仕事や何かのストレスでこうなったのではと心配され、
幼稚園を回る心理士さんに面談を受けた。

それから、頻繁にカウンセリングを受けるようになる。

精神神経科を受診するときに
近くにあるカウンセリングルームを利用した。
これは東京都の福利厚生の一部だった。

そして、双極性障害と診断名が変わってから
自身の考え方にも癖があると考えて
認知行動療法を受けた。
自身の行動などを振り返りながら
社会に適応する方法を考えた。
その時に助言したり、話を聞いてくれたのが
心理士の方々だった。


カウンセラーさんと初めて接したときは緊張した。
どこまで話をしてよいのか、
自分自身が話を続ける中で、
変な人だと見られていないか、
すごくすごく気になった。

ただ複数回会うことで信頼できるようになり、
自分の素の姿を見せ会話ができるようになった。

だから、楽だったし楽しかった。
そして何より、自分の暗くて埃まみれの醜い考えを
放出できる唯一の場所になった。

私にとってなくてはならない場所であり、存在になった。


にも関わらず、最近になって私は急速にカウンセラーを信頼できなくなった。

何かがあったわけではない。
何かをされたわけでもない。
今までと同じように、話を聞き、頷いてくれる。

カウンセリングの基本は話を聞くこと。

いろんな場面で耳にする。

きっと、私はそれが物足りなくなった。

わがままで無知でどうしようもない人間だけど
今の私はそういう気持ちになった。

もっと本当の気持ちを言えば、
話しても話しても頷き、話を聞いてくれて、
私の言いたいことをまとめてくれる。

でも、実は一人でもちゃんと考えている。
そしてカウンセラーの先生がまとめてくれた意見も自分で理解している。

申し訳ないけど、話しても話しても、
今の状況は変わってないし、
新しい発見もない。

カウンセラーは仕事だ。
所詮仕事だ。

だから、私の本音に本音の意見は返ってこない。

このことに今頃気づいた私は
今、自分が行っている面談にむなしさを感じた。

カウンセリングに求めるものと
私が求めているものが違うのは分かっている。

ただ、ただ、答えの見えない双極性障害との人生に、
安定しない、役に立たない自分の今の立ち位置に不安が募っている。

自分のせいなのは分かっているけど
カウンセリングに光を求めた自分を殺したい。

2018年11月17日土曜日

双極性障害と睡眠時間と私の気持ち

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私は双極性障害を患って休職している公立幼稚園の教員。

よく双極性感情障害の躁状態では
睡眠時間が極端に短く、
うつ状態では
眠れているかは人それぞれとして
起き上がれない状態になることも多いと聞く。

しかし私はこの病気と自覚してから
睡眠時間が長くなったように思う。

薬のせいなのか
病は気からの気持ちの部分なのか。

23時に寝て6時に起きる。
7時間の睡眠だが、私には足りないようだ。

今は訓練中の身。

一日おきに勤務している。

だから、勤務日の翌日はお休み。

その休みの朝、
6時に目が覚める。

ハッとして、休みだと自覚し、また眠る。

そして、7時半に起きる。
大体8時間半の睡眠で起きる生活が続く。

少し前は考えられない生活だ。
4時間睡眠は当たり前。
仕事に追われ、眠って
突然、翌日が来るのが怖くて
寝られなかった時もある。

それよりは、マシな生活なのかもしれないが、
今後、職場に復帰すれば、
また、睡眠を削らなければならないだろう。

眠れない日々もつらいが
眠れる日々もつらい。

理想は、すっと寝て
6~7時間ですっと起きる。

今はいくら寝ても
なんとなく起きた時に働いていない罪悪感がある。
それに長めの睡眠時間。

気持ちよく起きられるのはいつだろう。

睡眠導入剤や安定剤を飲んでいるうちは無理かな。

寝すぎな自分に少しストレスを感じる日々。
贅沢な悩みだ。

2018年11月14日水曜日

やっぱり職場復帰訓練(リワークプログラム)はつらいよ。発狂しそう・・・

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私は双極性障害を患って休職している公立幼稚園の教員。

そんな私の職場復帰訓練(リワークプログラム)は3週目に入った。

何もかもが順調に進んでいるようにみえる。

少なくとも職場の人にはそう見えているに違いない。
管理職も今のところ満足だろう。

今日は管理職が電話で
この復帰訓練の担当者と話をしていた。

「毎日元気に来てますよ。」
「順調ですー」

間違いなくプログラムは確実に消化している。


でもね。

でもね。

私の心は確実にすり減っているのですよ。


気が付かないと思いますが!


訓練開始当初は管理職から仕事が与えられました。
事務仕事があり、園児の雑用があり。
時には職場の同僚から感謝されました。

でも、やっぱりこの訓練には無理がある。

動き続けた時間軸に止まっているものを投げ込んだところで
一緒に転がり始めることなんかできません。


だんだん、用意される仕事が少なくなり、
やがてPCとにらめっこする時間が延々と続きます。

分かります。
管理職が忙しいのは。
この幼稚園が訓練の場でないことは。

そして、園長はそんな私を見ることもなく
顔を合わせた時だけ
「ゆっくりでいいから。焦っちゃだめよ。」
です。

周りの職員は激しい情報量の中で
イスに座ることすらなく
仕事に邁進しています。

一方で私は訓練中ほとんど座席で過ごしています。

それは、この訓練計画の流れであり
まだ園児と触れ合う段階にはないのでおかしなことではありません。

でも、訓練は幼稚園に来て、椅子に座ることではないはず。

でも、じゃあ、勝手に仕事を呼び込み始めていいかと言えば
それも向こうの同僚からすれば、どこまで任せていいか、
管理職の許可はあるのか、悩ませてしまう。

だから、私はここ数日、数時間PCの前で画面を眺め帰ってきます。

毎日記入する訓練の日誌にはここ数日
「園児情報、職員会議資料などの確認」
と記しています。

職場復帰訓練は3段階に分けられており、
現在は1段階目です。

きっと2段階になれば、
こんな悩みもアホみたいに吹き飛ぶ・・・かな。

苦しいので、ブログを使ってしまいました。
ごめんなさい。

2018年11月11日日曜日

【福利厚生】精神神経科で受ける無料のインフルエンザ予防接種【公立幼稚園教諭】

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東京都公立幼稚園の先生は
インフルエンザの予防接種を無料で受けられる・・・はず。
学校の先生や職員も受けられるのかな?
ちょっと、私には他の職種のことは分からない。

もちろん、無料の予防接種が
どこでも受けられるのではなく
福利厚生の一環として
事前に手続きをしたうえで
クーポンを発行してもらい
都内でいくつかある
指定された医療機関で受けられる。

私は、ここ数年必ず受けている。
というのも、普段から通院している
精神神経科のある病院が指定の医療機関だから。

しかも、予防接種は精神神経科で受けられる。
もちろん診察は・・・5分なのでw
検温や必要事項を確認したうえで
担当の医師にインフルエンザの予防接種を受けたいと申し出る。

体調を確認したうえで
担当のお医者さんが看護師さんに注射の指示を出す。

すると、診察室を出た後、
別室に呼ばれ、
ベテランの看護師さんが
手慣れた動きで注射針をブスリ!

毎年思うのだが、年々注射が痛くなくなっている。
そう思うのは、私が加齢で鈍感になっているから?
注射針が進化しているから?
それとも、まさか・・・
60歳近いベテラン看護師さんの力量がいまだに進化しているからw

とにもかくにも、なんとも便利な予防接種体制。
待ち時間ゼロ。
費用ゼロ。

幼稚園では毎年冬になると
インフルエンザと下痢、嘔吐のオンパレード。

どんなに防いだって防ぎきれるものじゃない。
それに・・・
私は、子どもたちがある程度の病気にかかることは大切だと思っている。
もちろん、それで、脳や神経などに障害が残るようでは困るが。

それよりも、大人はできうる感染防止をしなくてはならない。
元気な子供のためにも、できる限り元気に対応したい。

精神神経科で予防接種??
なんて、始めは本当に驚いたけれど
今はすごくありがたく思っている。

私の病気、双極性感情障害とはまだまだお付き合いが続くだろう。
だからこそ年に1回のこの予防接種を私は受けていこうと思う。

2018年11月8日木曜日

【幼稚園教諭の復帰訓練】短期的な視点と長期的な視点をもって行動をすることの難しさ【悩み】

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私は職場復帰訓練を実施するにあたり、
医師と確認し、今回の取り組みの課題としたことがある。

それは、

「短期的な視点と長期的な視点をもって行動をすること」

具体的に言うと、私は双極性感情障害である。

調子が良い時は調子が良い。

すると、職場で事務作業をしていると
遠くの話し声や様子が手に取るようにわかる時がある。

そして、その様子が困っているようだと
たとえ自分の仕事が手一杯でも
そちらに飛んでいき、手助けをしたいと考える。

そうすると、相手は喜び、ありがとうと感謝してもらえる。
私もすごくうれしいし、役に立った自分の肯定感が高まる。

でも、実はこの行動は短期的な捉え方しかできていない。

なぜなら、私は双極性感情障害だから。

人よりも気分の浮き沈みが激しく
その落ち込みはストレスや睡眠の不足などからくることが多い。

すると、先ほどの場面を振り返った時、
自分の仕事は、相手の仕事を手伝っても
処理しきれるのかという
長期的な視点をもたず、
やみくもに手伝ったことで
自分の仕事が処理しきれず、
結果、残業などから睡眠不足やストレスがかかる状態になり
最終的にはうつ状態となる可能性があるというのだ。

でも、正直言って、こんなことを気にするような社会人では
使い物にならない、
私にはそう思えて仕方がない。

でも、医師は言う。
「あなたの仕事は何ですか?」
「子どもを教え育てること、継続して仕事を続けることです。」
「あなたは双極性障害という病気があり、できることが現段階で限られている」
「だから、優先順位を長期的視点で決めて取り組み」
「1年間で感謝される人材になってください。」


これを復帰訓練が始まって、実践しようと思っているのだが
なんとも難しいし、悪いことをしているような嫌悪感を自分に抱く。

訓練中だから自分の仕事内容が少ないため
キャパに余裕があるのだが、
今は自分の事だけ行うよう指示が出ており
人を手伝えないことが苦しい。

そして幼稚園という職場を客観的に見ると
幼稚園というのは実に人が動く。
それだけ幼稚園の職場は助け助られの社会なんだと
改めて気づかされる。

そんな中で、私は双極性感情障害という病を抱え
果たして生きていくことはできるのだろうか・・・

不安は日に日に増していく。

2018年11月5日月曜日

【双極性障害】5分の診察に何の意味があるのだろう・・・【幼稚園教諭】

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私は月1回、精神神経科に通っている。

通っている病院は総合病院で
私の担当の医師は週に2日ほど
決められた曜日に勤務をしている。

勤務している時間帯も半日で、
午前に1日、午後に1日。
トータルでまる1日。

私は双極性障害を患っている公立幼稚園の教員だ。
午前中は勤務がある。
もちろん午後も勤務がある。

それでも、通院をやめるわけにはいかない。

なぜなら、薬が切れてしまうから。

人生で一度だけ、薬を切らしたことがある。
しびれ、めまい、脱力、つかみどころのない痒み。
それは地獄だった。

そうならないために、
毎月通院をしているのだが、
調子が良ければよいほど、
通院がおっくうになる。

平日に通院のために休ませてくださいと
職場にいうのがなんとも心苦しい。

せっかく有給が取れても
その貴重な休みを長い待ち時間に費やすことが虚しい。

さらに、診察時間5分で終わる、
変わりのないやりとり。

それを、もう何年も繰り返してきた。


「診察に何の意味があるのだろう・・・」


何度もつぶやいたことがある。

だから、そういう時は
嘘を言って診察を
投薬のみに変えてもらう。

主治医に会わないひと月。

待つことなく、
すぐに処方箋が出て
直ぐに薬をもらって、
午後の時間を満喫する。

明るい空に少し罪悪感を感じながら。

そして、数時間で終わる嘘で得た自由時間。


翌月、気まずい診察が待っている。

一度も指摘されたことないけど
きっと同じような人がいるのかな。

2018年11月2日金曜日

【職場復帰訓練】私の勘違いと自己防衛 印刷室で得た小さな自信【公立幼稚園教諭】

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職場復帰訓練(リワークプログラム)2日目。

今日も午前10時から2時間の勤務。

初日よりも幾分心に余裕がある。

それが一番自分で自覚できるのは

席に座る前の動作だ。

鞄を置き、座席に座る。
鞄から筆記用具などを取り出し、
机上で作業ができるよう準備をする。

初日はこの動作で指先が震えた。
何かにおびえていたわけではなく、
久々の動きだったこと、
自分自身が誰かからみられているような不安があったこと、
そして、その後に何があるのか分からない見通しのなさだと思う。

2日目になると、丁寧に挨拶を交わすべき職員は減った。
だから、少し周りを見渡す余裕ができた。

管理職から本日頼まれたのは印刷。

園だよりや教材のプリントを印刷機で刷る。

休職をする前は当たり前にこなしていた作業。
でも、長期休職後では勝手が違う。

まず、機械が変わっていた。
リース契約だが、前回のは不良になったらしく
最新モデルに変わっていた。
他の職員は、当たり前のようにジャンジャン使う。

私は浦島太郎のように、その姿を不思議そうに見つめ、
基本的な使い方を真似しようと試みる。
それと同時に、いらぬアクシデントが起こらないよう祈りながら。

自分の心情に変化があったのはこの瞬間。
印刷機がなかなかの良い音を響かせる。

ガシャン、ガシャン・・・

幼稚園といえども近隣の学校等にも配るため
意外と部数が多いので、
機械のスピードを上げるのだが、
そのスピードと私の心拍が同調する。

なぜなのだろう。
多分慣れていないから。
でも、きっとそれだけじゃない。

この印刷室には、今、私一人だけ。

ここに誰か印刷に来れば、
それは二人の空間になる。
そのことに自信がない。
話さなければいいかというと、
その無言にも耐えられる自信はない。

そう、今、ここにいることにまだ自信がない。

でも、幸いなことに
この日、私と一緒に印刷室で過ごす人はいなかった。


実は翌日、訓練3日目も同様の仕事を任された。

不思議なのだが、
2日目に不安だった印刷室での印刷が
3日目になると何も感じなくなった。
昨日、無事作業をやり遂げたことが何気ない自信になっている。

印刷という簡単な仕事だが
与えられた仕事に集中する。

隣に関わりの薄い事務職の方が印刷に来た。

会話はない。

実は休職前から私は印刷室でおしゃべりしないことも多かった。
いや、むしろ、しないほうが普通なわたし。

相手はどう思ったかは分からない。
でも3日目にして印刷室で素の自分を出せた。
これは、自分にとってはプチ経験値アップ。


復帰訓練1週目を終えた。

そこで一つだけ、自分の間違った認識を記しておきたい。

実は訓練前は、訓練開始にあたり
職員から嫌な表情をされることもあるだろうと覚悟した。

でも、それは私の幼稚な考えだった。

職場のみんながどのような気持ちかは私にさっぱり分からない。

でも事実として
私が休職したことで
大きな迷惑をみんなにおかけした。

でも復帰訓練にあたり、個人的に挨拶をしたとき
誰一人として嫌な対応の方はいなかった。
むしろ
「体調はどうですか?」
「久しぶりにお顔を見られてうれしいです」
「ゆったりやっていこうね」
「お菓子どうぞ。ゆっくりしなさいね。」
などなど。
温かい言葉をかけてくれた。

家に帰って考えた。

結局、自分を守るために必死だったのだと気づいた。
訓練が始まるにあたり、様々に湧き上がる不安を打ち消そうと
自分が苦手な状況を先回りしながら、
必死に自分を守ってた。

でも、やっぱり家で一人で考えることと
実際の世の中で起こることには違いがあるって。
社会人は変な人ばっかりじゃないって。

家で一人でいるときには感じなかった
人の温もりというよりもっとダイレクトな温度を感じた。

翌週は時間が少し伸びる計画だ。
たぶん、無理しちゃうこともあるだろう。
失敗もあるだろう。
それも含めて訓練だって、
何度も自分に言い聞かせて
次に臨んでいこうと思う。