2018年11月20日火曜日

カウンセラーも所詮職業。カウンセラーにすら本音を話せない私。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ このエントリーをはてなブックマークに追加

双極性障害を患ってから
頻繁に接することの増えたカウンセラー。

心理士の先生方が私の話を聞いてくれる。

いろいろなサイトでカウンセラーや心理学について
どういった方であり、どういうお仕事なのかは紹介されている。

なので、そのあたりの紹介は特にしない。

今回、書き残しておきたいのが
カウンセラーと実際に接する人間の心の変化。

醜さ。
汚さ。
腹黒さ。

カウンセラーの方じゃない。
私だ・・・


カウンセリングを初めて意識的に受けたのは
電車でパニック発作を起こし
パニック障害と診断されてから。

周りの方から、仕事や何かのストレスでこうなったのではと心配され、
幼稚園を回る心理士さんに面談を受けた。

それから、頻繁にカウンセリングを受けるようになる。

精神神経科を受診するときに
近くにあるカウンセリングルームを利用した。
これは東京都の福利厚生の一部だった。

そして、双極性障害と診断名が変わってから
自身の考え方にも癖があると考えて
認知行動療法を受けた。
自身の行動などを振り返りながら
社会に適応する方法を考えた。
その時に助言したり、話を聞いてくれたのが
心理士の方々だった。


カウンセラーさんと初めて接したときは緊張した。
どこまで話をしてよいのか、
自分自身が話を続ける中で、
変な人だと見られていないか、
すごくすごく気になった。

ただ複数回会うことで信頼できるようになり、
自分の素の姿を見せ会話ができるようになった。

だから、楽だったし楽しかった。
そして何より、自分の暗くて埃まみれの醜い考えを
放出できる唯一の場所になった。

私にとってなくてはならない場所であり、存在になった。


にも関わらず、最近になって私は急速にカウンセラーを信頼できなくなった。

何かがあったわけではない。
何かをされたわけでもない。
今までと同じように、話を聞き、頷いてくれる。

カウンセリングの基本は話を聞くこと。

いろんな場面で耳にする。

きっと、私はそれが物足りなくなった。

わがままで無知でどうしようもない人間だけど
今の私はそういう気持ちになった。

もっと本当の気持ちを言えば、
話しても話しても頷き、話を聞いてくれて、
私の言いたいことをまとめてくれる。

でも、実は一人でもちゃんと考えている。
そしてカウンセラーの先生がまとめてくれた意見も自分で理解している。

申し訳ないけど、話しても話しても、
今の状況は変わってないし、
新しい発見もない。

カウンセラーは仕事だ。
所詮仕事だ。

だから、私の本音に本音の意見は返ってこない。

このことに今頃気づいた私は
今、自分が行っている面談にむなしさを感じた。

カウンセリングに求めるものと
私が求めているものが違うのは分かっている。

ただ、ただ、答えの見えない双極性障害との人生に、
安定しない、役に立たない自分の今の立ち位置に不安が募っている。

自分のせいなのは分かっているけど
カウンセリングに光を求めた自分を殺したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿