2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年7月6日金曜日
【双極性障害】職場復帰後の悪循環:見栄・焦り・プレッシャー【幼稚園教諭】
精神疾患での長期の休みの復帰後。
毎日が順調に流れていく。
まるで何事もなかったのように。
私以外は何事もなかったのように。。。
復帰するまでは、
私をどのように思われるのか、
保護者や園児たちとどのように接していけばよいのか、
考える時間があるがために
余計な考えを巡らせる。
そして復帰初日は過緊張状態で
話をすることすらままならなかった。
しかし1週間もたてば、
やはり慣れてきて
仕事の手順を思い出すことも多い。
もともと自分の職場なのだから当たり前だが、
一度流れに乗ってしまえばそんなに苦労はなかった。
ただ、いつも通りに動いていく中で
ついていけないことがある。
休んでいたときの出来事や情報。
いなかった時の変化に対応できない。
例えば、保護者と幼稚園の関係、
園児同士のトラブル、
そして職員間の確執。
お医者さんに言わせれば
それは復帰した人にとって当たり前というが、
私には気楽に話せる職場の友達がいないので、
様子を探ることさえできず、
何となく空気を察して動くようにした。
それが疲れる。
さらに、職場に復帰すると
今までの自分を変えたいと思ってしまう。
こんなに休んだんだからパワーアップしなきゃならない
そう思い込み、気づくと今まで以上に役割をこなし、
先輩から褒められ、満足する自分がいた。
でも、自分の能力なんて急に上がるものではない。
それでも休んだ分マイナスになった評価を覆したい。
すぐに恩を返さなくてもいいのに、急いで恩を返そうとする。
だから、すぐにいっぱいいっぱいになって、
家に帰ると倒れこむように寝る。
そして自分自身が病気で休んでいたことも
ひと月も経てば忘れる。
当然、周りはもっと早く忘れる。
こうして、職場復帰を無事に果たしたはいいが、
病気で倒れる前よりも
より忙しい毎日を過ごしていく。
病気で倒れなければ再スタートなんて意識せず
少しずつ積み上げたキャリアを
病気でつまずいたことにより、
見栄と焦りとプレッシャーを勝手に作り上げ、
どんどん自分を追い詰める。
悪循環。
本人は気づかない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿