2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年5月22日火曜日
告げられた診察名はパニック障害。
初診察は電車での過呼吸のことを中心に
家庭生活や仕事の話をした。
園長が隣にいたので
仕事のことについてはかなり遠慮してお話した。
その時、何度も今までに同じ経験はあった?と聞かれた。
初めてだと答えると先生はう~んと唸って
「パニック障害かな。」
意外と軽く、
リズムよく告げられた。
パニック障害。
精神疾患である。
あるきっかけにより、
体が過緊張になり、
その反動として呼吸や神経に異常をきたす。
ただし、様々な精神疾患やストレス症状と
完全な区別が難しいため
診断名は出すけれど、固執しないで生活してほしいと念を押された。
そして、少しお休みしようと言われた。
電車に乗ることに
今体が拒絶反応を示している。
そして、倒れたことを体が覚えていて
同じ場所や雰囲気に近づくと不安になったり
怖く感じたりしてまた同じ状況になることがある。
こういうのを予期不安というのだけど、
今、その予期不安に真正面から戦いを挑むと
心身ともに疲れちゃう。
お仕事もちょっと疲れてない?
お医者さんは突然聞いた。
ちょっぴり横目で園長を見ると笑顔だった。
だけど、私は知っている。
この笑顔は笑ってない。
そう、園長は単に心配をしているのではない。
職場の状況を伝え過ぎないように監視していた。
いや、そんなことないです。
そう答えたけれど本心ではない。
お医者さんも間には受けず、
2週間お休みして
少しお薬だすね。といった。
そして、1週間後、また様子を聞かせてねと言い診察は終わった。
園長は診察が終わると
診断書を受け取り、
ゆっくり休んでねと言って帰っていった。足早に。
私は一人会計を済ませると、
結局一人で帰れず、母に一緒に帰ってもらった。
パニック障害、予期不安。
知らない言葉が次々に襲う。
でも、それよりも何よりも
今の自分の状態が病気なんだということに
何だか安心した。
単なるおかしな人ではなく、
そういう病気があって
その病気が私をそうさせている。
だから休めば治る。
そういう希望が持てた。
だから、よくわからないけど、
薬飲んで、ゆっくり休もう。
そう思える自分が今思うと可愛いなと思う。
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