2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年10月14日日曜日
【病気休職中】職場復帰訓練一歩手前の1日。【リワークプログラム】
幼稚園教諭が長期に精神疾患にて
病気休職した場合、
すぐに復帰するのではなく、
休職の状態でありながら
現場で少しずつ仕事をこなしていく
トレーニングが用意されている地方自治体が多い。
呼び方は「職場復帰訓練」だったり
「リワークプログラム」だったり色々だ。
私もその例外ではなく、
リワークプログラムを経て
職場に復帰することになった。
このリワークプログラムは、
教育委員会と現場と医療機関が
連携をとって実施することになっているらしい。
そこでまずは幼稚園で
健康相談員と呼ばれる方と管理職と一緒に
面談をすることが決まった。
いよいよ復帰に向けた一歩を踏み出すことになる。
面談はこれからのスケジュールや
私自身の状態、幼稚園の受け入れ態勢の確認、
これから訓練に向けて準備すべきことなどを確認していく。
面談前日、私は吐いた。
泣いた。
叫んだ。
だれもいないところで。
それしか自分の不安を表現できる方法がなかった。
きっと明日はみんな笑顔で会ってくれるだろう。
迷惑をかけてるのに、きっと優しく迎えてくれる。
そんな甘い考えが浮かぶ一方、
その笑顔の裏にはお前のせいで職場が混乱しただろと
私に思っている人がいるに違いない。
どれが本当のみんなの気持ちかわからない、
そんな手探り状態の中で、
久々に職場に顔を出す。
長いこと休んだんだから、
何か成長した部分はあるのか?
自分に問いかけたけど・・・
一つもない。
あるのは職場を離れて鈍った勘と
誰がどう仕事をカバーしてくれたのかすら分からない
鎖国時代を過ごしアップデートされていないポンコツな記憶。
テレビを見ても、
食事を食べても、
ストレッチをしても、
ドキドキが収まらない。
座っても、立っても、寝転んでも、
ドキドキは収まらない。
苦しい。
早く、一度職場に顔を出し
とにかく今のこのドキドキを解放したい。
そんな職場復帰訓練一歩手前の1日。
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お仕事に戻りたい気持ちはとても分かりますが、かなりご無理をされているように見受けられます。
返信削除無理を押して働いた方が、回復するのであればいいですが、また悪化させるくらいなら、今根性で復帰しなくてもいいのではないですか?
仕事の勘が戻らないのではとご心配のようですが、私の復職経験から行くと、(うつ病なので同じではないですが)楽な気持ちで復職できるくらいに回復してからであれば、勘が戻るのは驚くほど速いです。
よかったらご検討ください。
お大事に!
コメントありがとうございます。
返信削除無理してますよね・・・。
その通りだと思います。
訓練の計画を立てるとき
心理士さんにも
「これは復帰できるかを自分で確認する場でもある」
と強く念を押されました。
とはいっても、私の性格上、手は抜けないし、無駄な気を張るし。。。
自分でも悩むのは、この訓練をできたからと言って
双極性障害の波が来ないと確定するわけではないことに
強いストレスを感じます。
病気とお付き合いしなきゃいけないところなんですが
つかみどころのない自分自身に辟易とします。
いつも温かいお言葉ありがとうございます。m(__)m