2019年3月8日金曜日

【休職】【面談】私が私であるために。【秘密録音】【宣戦布告】

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私は双極性障害と診断された幼稚園教諭。
職場復帰訓練を行っている。

そんなある日、私は管理職と揉めた。

訓練や人事に関する面談を行うと管理職から言われ
面談で伝えたい内容や自身の考えをまとめ準備した。

それから2週間、待てど暮らせどお声がかからない。

複数回、管理職に「面談の予定はどうなっていますか?」
と聞いたが、答えはいつでも同じ。

「予定を立てておく。」

お声がかからないだけなら、まだ我慢が出来た。

だけど、休職中であり訓練者の私に
他の職員と調整をして
次年度の新しいプログラムを計画しろと指示を出してきた。

復職すれば、当然、与えられた仕事はやる。

でも、今は無理だ。

体調が悪いわけではない。

今の休職中の身分で、
忙しい他の職員の時間をもらい
会議を行って、次年度の取り組みを考える・・・

できるわけない。

そもそも、休職者の提案を誰が受け入れるというのか。
休職者に誰がつき合うというのか。

管理職が他の職員に話をするわけでもない。
協力を仰ぐわけでもない。

さらに、追い打ちをかけるように私に言った。
「これぐらいできないと復職はできないと思ってる」

これは、訓練か?

私の中でこらえきれない怒りが沸く。

これは休職中の職務命令にあたらないのか。

一度、不信感をもてば、とことん考え詰めるタイプ。

頭の片隅には休職で迷惑をかけていることは理解している。
それでも納得がいかない。

怒りが頂点に達したとき、
私は訓練を放棄した。

ちなみに、この時の私は訓練中ではあるが
自由出勤で私は毎日出勤していたが義務はなかった。

だから、
1日休んだ。

職場から特に連絡はなかった。

2日休んだ。

職場から連絡があった。
管理職はとぼけた声で
「どうして休んだの」
と聞いてきた。

管理職自身が自由出勤でよいと言っておきながら。
私が良い子のように、何も言わず休職中に出勤しているからと言って。
まるで、欠勤だと責められた。

だから、
私は怒っていることを伝えた。

すると、あの手この手で言い訳三昧。

面談がやっと行われることになった。

その日、部屋へ通されると
笑いのない管理職が二人並んでいた。

威圧的な声で一言
「なぜ勝手に休んだ」
とすごんだ。

私は、必要な面談がいつまでも実施されないこと、
休職中には実行が難しい職務を訓練に据えられていること、
そのことにより休んだことを伝えた。

すると、管理職が管理職に「今の発言記録して!」
まるで事情聴取をされているかの如く、記録を取られた。

だから、私は反撃に転じた。
胸ポケットに入れたスマホを取り出し、机に置いた。

「なんですか?!これは!」
動揺する管理職。
「スマホです。」
答える私。
「なんで?!なんで?!」
焦る管理職。
「ダメですか」
答える私。

私は今まで、上司の面談は録音をしている。

秘密録音だ。

もちろん、どこにも公開していないし、するつもりもない。

ただ、今回はあまりにも公平ではない面談になりそうだったので
スマホで記録を取ることを明確に相手に示した。

管理職の血の気が引いたのがすぐに分かった。

こちらが心配するほど、
貧血のように、背もたれにもたれかかり、
急に体調が悪いと言い出した。

今回の行動で、私はいい子ではなくなった。
敵になった。

でも、もう、いい。
いい人はやめた。
私が私であるために、
自分でしっかり生きていく。

もちろん感謝や礼儀は忘れずに。

職場で宣戦布告。

大変なはずなのに、
なぜか心は軽くなった。


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