2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年5月18日金曜日
電車に乗れない、お店に入れない、家から出られない。
翌日から何とか仕事を再開した。
電車に乗るときには、重苦しい胸のつかえることがあるが、
それを乗り切ってしまえば、
子どもたちの前で笑顔を作り最高の役者となって先生になる。
でも、それも長くは続かなかった。
担当のある園行事の朝、
突如として電車が怖くなり乗れなくった。
呼吸が浅くなり、しびれが起こる。
この前より速いペース。
嫌だ、もうなりたくない。
そんな恐怖から、体はドンドン縮こまる。
パンツが見えようがお構いなしにしゃがみ込む。
すると駅員さんが介抱してくれて数分で自分を取り戻す。
その日は、もう一度電車には乗らずタクシーで職場に向かった。
今思えば、タクシーには乗れた。
でも、今度はお店に入れなくなった。
新宿のお店に入ろうとしたとき
妙に胸の重さを感じた。
それを振り払うかのように店舗に入ると、
同じように重苦しさを感じた。
さすがにこれはおかしい。
そう感じた瞬間だった。
それと同時に、外の世界が怖くなった。
外に行けばどこかで過呼吸が起き、苦しまなければならない。
だったら家にいたい。
素直にそう感じた。
でも、仕事に行かなきゃいけないことも分かっている。
だから涙が止まらない。
欠勤連絡をする。
また、大量の涙を流した。
そして、それは電話口の園長と話すたびに大きくなっていった。
園長から「一緒に精神科受けに行こう」
そう誘われたのは、3日連続欠勤してからのことである。
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