2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年8月21日火曜日
【精神科入院】隔離されたの安心感と二度と戻れない不安感【双極性障害】
入院して数日がたった。
すごく居心地が良い。
精神科の入院施設は隔離されている。
内科や外科とは違い
けたたましい音のなる
医療装置をつけている人も少ない。
完全に隔離された世界。
居心地がいい。
外に出ようと思えば出られる。
でも、出ようとは思わない。
必要性があって出るのは
復帰のための訓練と
売店で必要なものを買うくらい。
あとは通院。
でも、分かってる。
この状況を変えなきゃいけない。
自立した生活をしなくちゃいけない。
でも、もう少し静かに過ごさせて。
廊下にはお花の絵。
ホールには手作りの季節飾り。
精神科に通う子供たちの作品も展示されている。
どれも家にはない。
心が落ち着く品々。
復帰のための訓練が少しづつ始まる。
いつも私は何かがあるとその準備に余念がない。
たった10分の発表のために
準備で7日間かけたこともある。
非効率。
そういう人間。
だけど、今この瞬間は手を抜ける。
誰にも見られていないから。
誰の視線も評価も気にしなくてよいから。
隔離されているから。
でも、戻らなきゃ。
戻るんだよ。
仕事をしてこそ人間。
今日の新聞に書いてあった。
ここにいたら二度と戻れない。
その感覚は間違っているのか。
いつかは力を入れて
立ち上がらなきゃならない。
分かっているから不安。
やる気がないわけじゃない。
それだけはわかってほしい。
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>仕事をしてこそ人間。
返信削除今日の新聞に書いてあった。
そんなの無視よ。
刷り込まれたくだらないことに縛られていると気付いてもいない輩が
自分の不安を閉じ込めるためのおまじない。
あなたの感性は正常に機能していますよ。
やる気なんてスイッチ入れてはいるものだもの。
いっつもonの人は、壊れているの。(^_^)
おはようございます。
返信削除コメントありがとうございます。
不思議なものです。
普段は目にしない生活欄。
こういう時だけ、その文字だけきちんと目に飛び込んでくる。
目を閉じても、瞼の裏に張り付いて
不安で一言書いてしまいました。
力強いお言葉、ありがとうございます。
そうですね、自分で拾っちゃうのですよね。
返信削除その時の自分を肯定する材料を。確証バイヤスと言うらしいですが。
そうして、どんどんバイヤスがかかってしまう。
私は大学生の時から新聞を購読するくらい、新聞は社会の窓、みたいに思い込んでいました。で、鬱がひどくなった30代に、購読を止めました。
意を決して、というくらいちょっと決意が必要でした。
価値観のモノサシを捨てる不安みたいな感じで。
でも、その後の開放感。
窓を開けた途端に流れ込んできた空気。
心が緩みました。
新聞はネットと違って、不安な要素が大きい順に大きな見出しが付いている。
しかもそれを決めるのは他人の価値観です。
社会運営を円滑に・・・という為政者と同じバイヤスなんです。
私も新聞は手放せていません。
削除職場にも6社の新聞が入っていて習慣化しちゃいました。
それぞれ伝え方や恣意的な考えがあるなとは思いましたが、
それ自体を投げ出してみるというのも一つの方法だなと
すみません、今気づきました。
でも勇気がいりますね。
私はうつ病ですが、年金事務所に申請を出しに行こうと思ってから、
返信削除実行するまでに数ヶ月かかりました。(苦笑)
そんな事ばかりです。
病を持っているのですから、他人より作業に時間がかかるのは当然の事です。
これは苦痛ではありますが、受け入れざるを得ないとも思います。
そういう状態で生きなければならないのは、本当に残念ですが、
自分の努力が足りないとは思わなくていいと思います。
ゆっくりできる病院に入られたようなので、まずはよく休んでください。
お大事にどうぞ。
行こうと思って、時間が過ぎてしまう時、
削除私もあります。
妙な不安感や億劫な気持ち、
でもそれを消化しないと
それはそれで焦燥感や胸のつっかえで気分悪くて。
で、自責の念。
やっちゃえば大したことないことも多いんですけどね。
私自身が、人より勝手に
ハードル高くしちゃってる場面がいっぱいある気がしますね。