2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年7月21日土曜日
【幼稚園教諭】勝手に断薬をしたら地獄が待っていた【双極性障害】
うつ病から双極性感情障害と診断が変わった。
それに伴って、
薬の変更をした。
しかし、この薬の変更がとんでもなくつらい。
薬には副作用があり、
飲んだら効果もあるが、
一方で気持ちが悪かったり、
血圧が下がったり、
違う効果も表れ、
それが本人の望んでいない効果なら副作用だ。
でも、うつ病のために飲んでいた薬には
離脱症状という薬の作用がある。
これが恐ろしく怖い。
これはどのようなものかというと
うつ病の薬を飲み続けていると
常に薬の成分が血液の中に一定以上ある状態になる。
そこで突然、薬をやめると
体の中の薬の成分が一気に下がる。
すると体がなれていた状態から
突然変化するため、
その変化に追いつけず、
とてつもなく体調が悪化する。
実は今回うつ病の薬から
双極性障害の薬に変えるにあたって
まずはうつ病の薬を減らしていった。
いわゆる減薬というやつである。
病院の先生は1週間ずつ通院をしながら
量を減らしていくように指示をしてくれた。
だけど、守らなかった。
減薬がはじめてだということもあったけど
何より自分の薬は
そんなに効果のある薬ではないと思っていた。
だから影響はほとんどないだろうと。
薬の副作用だってほとんど実感したことはない。
心配なんてみじんもしなかった。
結果、1日中のたうち回った。
薬をやめて2日目に変化が起きた。
キーンと耳の奥が響きだした。
そして、奥の方の歯に力が入らなくなった。
そして全身がけだるくなった。
筋肉という筋肉がけいれんし始めた。
ふわふわと浮いている感じになった。
回っている感じになった。
かと思えば体が鉛のように重たくなった。
そして全く眠れない興奮状態。
吐くものはないけど気持ち悪かった。
こんな状態が3日間続いた。
それでも耐えた。
勝手に始めた断薬。
何となく意地になった。
3日間ほとんど何もできない。
でも耐えた。
そして負けた。
負けたというのは勝手に自分が思っているだけで、
自分で自分の体を痛めつけているだけなのだが・・・
そして、薬を飲んだ。
いつも通りのうつ病の薬を飲んだ。
この時初めて知った。
効果を実感しなくても
薬を飲むということは
何かしら体に作用しているものがあるということを。
そして怖くなった。
正しい薬、正しい飲み方を守っても
いつか自分の体が壊れるのではないかと。
でも、私は8年間、薬を手放せていない。
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