2010年から、精神疾患を患ってきました。 フルタイムの仕事をし、結婚、出産をし、現在はパートタイムで働いています。 現在の診断名は双極性障害。 でも、きっとこの病気には、個性があってそれぞれ症状も障害も違うと思います。 死にたい、消えたい、そう思う前に双極性障害の人間の人生を少し覗いてみませんか。 私も皆さんに頼りたい。そんな気持ちでブログをつづります。
2018年6月20日水曜日
【双極性障害】うつ状態の時に励ましの手紙は送らないで【幼稚園教諭】
病気休暇を取得した。
その日に届いた幼稚園からの封筒。
封を開けると、紙の束。
担任をしていたクラスの子どもたちが
私の似顔絵や伝えたいことを書いていた。
「せんせい、かめさんげんきだよ」
「おはなのえをかいたよ」
「しょうぼうしゃをみたよ」
無垢な笑顔がすぐに浮かぶ
優しくて可愛くて明るいお手紙が並んだ。
でも、
3枚見てやめた。
苦しくて苦しくて・・・・・・・・・
それ以上見られなかった。
私の職業
幼稚園の先生として
クラス担任を休んでいる責任として
全部目を通さなければならない。
でも、やっぱりできなかった。
めくればみられるのに、
私は紙の束を封筒に戻し
見えにくい棚にしまった。
深い深い罪悪感。
喉の奥が締め付けられるような圧迫感。
胸骨が真ん中で凝縮されるような
どうしようもない不安感。
本当だったら、
読んで、
「先生大丈夫だよ!」
「お手紙ありがとう」
って返事を出すのが当たり前。
分かってるけど、
この先どうなるのか分からなくて、
文字を書くことすら不安で
ベッドに寝そべった。
泣いた。
悔しくて泣いた。
苦しくて泣いた。
呼吸は乱れない。
静かに泣いた。
そして、
「なんでこんなものを送ってきたの」
「見られるわけないじゃん」
と一人で怒った。
でも、やっぱり分かってる。
送ってくれた人は純粋に良かれと思ってやっている。
でも、今の私は先が見えなく不安。
例え相手が子どもであっても、
元気になれるか分からないのに、
無責任な返事はしたくない。
今は誰ともかかわりたくない。
それぐらい暗い。
心も先の見通しも暗い。
暗い暗い暗い暗い
死にたい。
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