2019年1月1日火曜日

【幼稚園教諭】成人式後の同窓会に先生が出席できない事情【裏話】

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私は休職などを挟みながらも、
幼稚園教諭としての経験は十数年になる。

とうとう、今年、人生で初めて、
教え子の成人式後の同窓会にお呼ばれした。

招待されたときには、
何かの間違いかと思った。

普通は、こういうのに呼ばれるのは、
小学校や中学校、高校の先生方。
まさか、幼稚園教諭の私が呼ばれるとは思わなかった。

同窓会の幹事は素直に教えてくれた。
たくさんの先生に声をかけたのだと。
だけど、どの先生も良い返事は聞かれなかったという。

そして・・・
私も断った。

当然、病気のことが頭をちらついた。
双極性障害ですべてに自信のない私。
約束をして、体調を崩したらと思うと・・・

私の体調に関する噂などもあり、万が一にも成人の彼らを
中途半端な形のお祝いにするわけにもいかない。

ただ、それ以上に私は公務員。
教育公務員である。
その立場で成人式後の同窓会には参加できない。

それは、私が保守的だから?!
いや、法律を遵守したいから。
自己保身である。

成人式は、成人となったことを祝福する場である。
でも、そこには年齢が20歳と19歳の成人がいる。
社会通念上はこの日にまとめて成人をお祝いされるのだが
そこには紛れもなく二十歳と未成年の十九歳が存在する。

そして、同窓会ではその成人が集まり
間違いなく酒を酌み交わす。
少し前の時代なら間違いなく見過ごされていた時代。

しかし、世の中に寛容さはなくなってきた。
声を上げるものに耳を貸し、
声を上げないものの気持ちなど考えもしない。

法の下に平等であるのが民主主義の原則。
だから、十九歳の飲酒を見逃すことは法律違反。
そこに疑いの余地はない。

でも、成人として同じ日を過ごした仲間が
飲酒によって、区別できるかと言えば現実それも難しい。

もう一度言うが、私は公務員。
公僕。
やはり、未成年の飲酒の場に立ち会うことは
お互いのためにならない。

未成年の飲酒について個人的な意見は控える。

全員が二十歳を過ぎた時、
改めて声をかけてもらえるならうれしい限り。

次の成人式は、遠くでおめでとうの気持ちを届けたいと思う。

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