2018年11月2日金曜日

【職場復帰訓練】私の勘違いと自己防衛 印刷室で得た小さな自信【公立幼稚園教諭】

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職場復帰訓練(リワークプログラム)2日目。

今日も午前10時から2時間の勤務。

初日よりも幾分心に余裕がある。

それが一番自分で自覚できるのは

席に座る前の動作だ。

鞄を置き、座席に座る。
鞄から筆記用具などを取り出し、
机上で作業ができるよう準備をする。

初日はこの動作で指先が震えた。
何かにおびえていたわけではなく、
久々の動きだったこと、
自分自身が誰かからみられているような不安があったこと、
そして、その後に何があるのか分からない見通しのなさだと思う。

2日目になると、丁寧に挨拶を交わすべき職員は減った。
だから、少し周りを見渡す余裕ができた。

管理職から本日頼まれたのは印刷。

園だよりや教材のプリントを印刷機で刷る。

休職をする前は当たり前にこなしていた作業。
でも、長期休職後では勝手が違う。

まず、機械が変わっていた。
リース契約だが、前回のは不良になったらしく
最新モデルに変わっていた。
他の職員は、当たり前のようにジャンジャン使う。

私は浦島太郎のように、その姿を不思議そうに見つめ、
基本的な使い方を真似しようと試みる。
それと同時に、いらぬアクシデントが起こらないよう祈りながら。

自分の心情に変化があったのはこの瞬間。
印刷機がなかなかの良い音を響かせる。

ガシャン、ガシャン・・・

幼稚園といえども近隣の学校等にも配るため
意外と部数が多いので、
機械のスピードを上げるのだが、
そのスピードと私の心拍が同調する。

なぜなのだろう。
多分慣れていないから。
でも、きっとそれだけじゃない。

この印刷室には、今、私一人だけ。

ここに誰か印刷に来れば、
それは二人の空間になる。
そのことに自信がない。
話さなければいいかというと、
その無言にも耐えられる自信はない。

そう、今、ここにいることにまだ自信がない。

でも、幸いなことに
この日、私と一緒に印刷室で過ごす人はいなかった。


実は翌日、訓練3日目も同様の仕事を任された。

不思議なのだが、
2日目に不安だった印刷室での印刷が
3日目になると何も感じなくなった。
昨日、無事作業をやり遂げたことが何気ない自信になっている。

印刷という簡単な仕事だが
与えられた仕事に集中する。

隣に関わりの薄い事務職の方が印刷に来た。

会話はない。

実は休職前から私は印刷室でおしゃべりしないことも多かった。
いや、むしろ、しないほうが普通なわたし。

相手はどう思ったかは分からない。
でも3日目にして印刷室で素の自分を出せた。
これは、自分にとってはプチ経験値アップ。


復帰訓練1週目を終えた。

そこで一つだけ、自分の間違った認識を記しておきたい。

実は訓練前は、訓練開始にあたり
職員から嫌な表情をされることもあるだろうと覚悟した。

でも、それは私の幼稚な考えだった。

職場のみんながどのような気持ちかは私にさっぱり分からない。

でも事実として
私が休職したことで
大きな迷惑をみんなにおかけした。

でも復帰訓練にあたり、個人的に挨拶をしたとき
誰一人として嫌な対応の方はいなかった。
むしろ
「体調はどうですか?」
「久しぶりにお顔を見られてうれしいです」
「ゆったりやっていこうね」
「お菓子どうぞ。ゆっくりしなさいね。」
などなど。
温かい言葉をかけてくれた。

家に帰って考えた。

結局、自分を守るために必死だったのだと気づいた。
訓練が始まるにあたり、様々に湧き上がる不安を打ち消そうと
自分が苦手な状況を先回りしながら、
必死に自分を守ってた。

でも、やっぱり家で一人で考えることと
実際の世の中で起こることには違いがあるって。
社会人は変な人ばっかりじゃないって。

家で一人でいるときには感じなかった
人の温もりというよりもっとダイレクトな温度を感じた。

翌週は時間が少し伸びる計画だ。
たぶん、無理しちゃうこともあるだろう。
失敗もあるだろう。
それも含めて訓練だって、
何度も自分に言い聞かせて
次に臨んでいこうと思う。

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