2018年5月16日水曜日

初めて倒れた日~過呼吸~

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社会人5年目の秋。
特に大きな問題を抱えることなく
毎日を順調に過ごしていたある日、
現在の私、双極性障害へとつながる症状が起こりました。

それは、電車内での過呼吸です。
その時は、過呼吸になったことなどなく
初めての経験だったため、
徐々に呼吸が荒くなり、
耳の中に膜が張られたように
周りの音がだんだんと遠くに聞こえてきました。
意識がもうろうとしてくる中、
心臓や頭、首、股関節の脈だけが
ドクンドクンと大きく聞こえ
それがどんどん早くなっていきます。

手足の末端はしびれ、
舌の先もしびれました。
電車内で座席の前でも構わず床に崩れ落ち、
涙を流しながら、死にそうと叫びました。

周りの乗客は、その姿に一瞬戸惑い
少し間を開けて近づき
介抱してくれていたのを覚えています。

次の駅で、駅員さんが待ち構えてくれて、
でも、駅員さんは慣れたもので
驚きもせず、淡々と対応してくれています。
その間、私は息苦しさは変わらず助けてと叫び
よだれを垂らしています。

でも、駅員さんは大丈夫だよと優しく声をかけてくれました。
そして、私は初めて救急車に乗りました。

私が誰なのか、いつから体調が悪いのか、
呼吸が整わない中必死で答えました。
なかなか、救急車は動きません。
行き先がどこもいっぱいでなかなか見つからないとのこと。
でも、過呼吸だから大丈夫と救急隊員の方に声をかけられ、
私は過呼吸って何っと一人頭で繰り返していたのを覚えています。

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