2018年11月8日木曜日

【幼稚園教諭の復帰訓練】短期的な視点と長期的な視点をもって行動をすることの難しさ【悩み】

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私は職場復帰訓練を実施するにあたり、
医師と確認し、今回の取り組みの課題としたことがある。

それは、

「短期的な視点と長期的な視点をもって行動をすること」

具体的に言うと、私は双極性感情障害である。

調子が良い時は調子が良い。

すると、職場で事務作業をしていると
遠くの話し声や様子が手に取るようにわかる時がある。

そして、その様子が困っているようだと
たとえ自分の仕事が手一杯でも
そちらに飛んでいき、手助けをしたいと考える。

そうすると、相手は喜び、ありがとうと感謝してもらえる。
私もすごくうれしいし、役に立った自分の肯定感が高まる。

でも、実はこの行動は短期的な捉え方しかできていない。

なぜなら、私は双極性感情障害だから。

人よりも気分の浮き沈みが激しく
その落ち込みはストレスや睡眠の不足などからくることが多い。

すると、先ほどの場面を振り返った時、
自分の仕事は、相手の仕事を手伝っても
処理しきれるのかという
長期的な視点をもたず、
やみくもに手伝ったことで
自分の仕事が処理しきれず、
結果、残業などから睡眠不足やストレスがかかる状態になり
最終的にはうつ状態となる可能性があるというのだ。

でも、正直言って、こんなことを気にするような社会人では
使い物にならない、
私にはそう思えて仕方がない。

でも、医師は言う。
「あなたの仕事は何ですか?」
「子どもを教え育てること、継続して仕事を続けることです。」
「あなたは双極性障害という病気があり、できることが現段階で限られている」
「だから、優先順位を長期的視点で決めて取り組み」
「1年間で感謝される人材になってください。」


これを復帰訓練が始まって、実践しようと思っているのだが
なんとも難しいし、悪いことをしているような嫌悪感を自分に抱く。

訓練中だから自分の仕事内容が少ないため
キャパに余裕があるのだが、
今は自分の事だけ行うよう指示が出ており
人を手伝えないことが苦しい。

そして幼稚園という職場を客観的に見ると
幼稚園というのは実に人が動く。
それだけ幼稚園の職場は助け助られの社会なんだと
改めて気づかされる。

そんな中で、私は双極性感情障害という病を抱え
果たして生きていくことはできるのだろうか・・・

不安は日に日に増していく。

2 件のコメント:

  1. 私も双極性障害で幼稚園教諭です。休職経験ありです。で、今は主任してます。
    私も学習しました。目の前に仕事が転がっていたら、今までは片っ端から拾っては片付けてたけど、それじゃまずいってこと。嫌悪感、心苦しい思い、あるあるです。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      同じお仕事の方からのご意見嬉しく思います。
      新人の頃はそれが当たり前だと何の疑問も持たず
      がむしゃらに働いてきましたが、
      一度立ち止まると再出発にはいろいろ考えることが出てきます。

      私も主任になって数年経ちますが
      年を重ねれば重ねるほど責任は増し
      自分はそれに見合って成長できているかというと疑問であり
      気づいたら自分の器以上の仕事をしていました。

      心苦しいけど、長期的に考えたら、
      しっかり判断しないとなと今は思っています。

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