2018年8月18日土曜日

【幼稚園教諭】精神科の入院生活【双極性障害】

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入院することになった。
病名は双極性感情障害。

そんなに状態が悪いのかというとそうでもない。
ただ、時々落ち込みが激しく
自殺予防のために入院。

昔は閉鎖病棟という言葉があるくらい
非人道的な施設もあったらしいが、
今はそこまででもないらしい。

少なくとも私が入院した病院は、
一般的な病院と変わらない。

食事も普通。
ただ、ベッドで食べず、
みんなが食堂に集まって食べた。

ただでさえ入院期間が長くなる精神科では、
コミュニケーションのトレーニングとして
食堂に集まって食べるらしい。
ただ実際には、
薬の管理や自傷行為の防止のため
ってこともあるらしいけど。

ただ、他の入院患者と違うことはある。
出入口が一つで、
場所が完全に隔離されていること。

そして、精神科のエリアから
外に出るときには許可が必要で、
許可があっても、
入退室の記録を書かなければならない。


こう聞くと、すごく暗く悲しい感じがするが、
他の科よりもレクリエーションや季節のイベントが多い。
どれも強制的に参加することはなく、
各々のペースで交流を深める。

私は30日という期限を設け、
先に書いた自殺予防と療養、
認知行動訓練を含めの入院だった。


そういえば、唯一強制されたことがある。
それはラジオ体操。
第2まできちんと踊った。
私くらいの年の人も多くいた。
でも、お年寄りも多くいた。
みんな病室前の廊下に出てきて踊る。
看護士さんも踊る。
ちょっとしたお祭り。

私は楽しかったけど、
嫌な人もいただろうな。

家にいると、何をしていいかわからないけど
入院をしていると生きているのを実感できる。

人がいるから?
同じ境遇の人がいるから?
寝る時間も起きる時間も決まってて
窮屈な生活なはずなので
ちっともつらくなく、
むしろ楽。

これが私。
変人。

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